会社のレベルが低い辞めたい

自分が勤めている会社のレベルが低いと辞めたくなりますよね。
この記事では、その原因と解決策を探ります。

会社のレベルが低い原因

人材のレベルが低い

労働条件や報酬面で魅力がない

労働条件が悪かったり、報酬面で魅力がなければ、当然優秀な人材は応募してきません。他で決まらないような人材が集まることになります。

採用段階でミスマッチが起きている可能性

会社の業務に必要な人材を人事担当がちゃんと把握できていないので、求人情報を出す段階ですでにミスマッチだったり、人を採用するときの基準があいまいだったり、人事が自社に向いている人材かどうかを見抜けていないなどの問題がある場合があります。

社員教育や評価制度に問題がある

社員教育に問題があってちゃんと育てられていなかったり、評価制度がはっきりせず、それらが仕事のモチベーションを下げる結果になっている場合があります。

リーダーシップの欠如(経営者に問題がある場合)

基本的にワンマンである

社長が創業者や創業者の後継などで、いちいち現場に口を挟んでくるが、古い価値観や感情論が多く、
ああしろこうしろと細かいことを言う割に、現場のことが何もわかっていない。
そういう経営者の周りにはいずれ、イエスマンしか残らなくなります。

過去の成功体験を過大評価して現実を直視できていない

この場合は致命的です。過去になんらかの理由で実力以上の成功をした場合、自分の能力を大きく見積もっている可能性が高いです。時代が変わっていき、同じやり方で続けられるわけもないのに、それが見えていない経営者は存在します。

危機管理ができず人間性に問題のある管理職を放置

社員に対して数字さえとってくれていれば問題ないという考えの場合、パワハラをしているような管理職の人間性に問題があることが見抜けていないので、結果的にその問題を放置することになります。

リーダーシップの欠如(管理職に問題がある場合)

マネジメント能力がない

立場的な責任を取ろうとせず、問題が起きるのは部下のせいだと思い込んでいて、
部下の能力や業務量をちゃんと把握できていないなどの管理職は、マネジメント能力に問題があります。

実現不可能なことを要求してくる

上から言われているので残業はするなと言うが、それは単純にスローガンだけで、
実際の業務量は減らさず、効率化もせず、人も増やさないのに、それを実現しろと言ったりします。

批判に弱くすぐ感情的になる

建設的な意見が下の立場のものから上がってきても、自分が否定されたと思い、
感情的な反応をするので誰も意見をしなくなります。

社員の人間性が低いと起きること

エネルギーバンパイアが人間関係で問題を起こす

他人から搾取することをなんとも思わない人間が一定数存在します。しかも、それを咎める人間がいなければ、無法地帯になります。最悪、パワハラ・セクハラやいじめが横行することになります。

正論が通らない

正論が通らない職場では、仕事に対してのモチベーションを保つことができません。

正常に機能していない職場では、結果的に、一番立場の低い人間に皺寄せがくるだけです。
また、有能な人に仕事が偏るので、有能な人ほど辞めていくことになり、結局レベルの低い人材しか残りません。
モチベーションは低く、くだらないことで足の引っ張り合いをするばかりなので、業績が低いぐらいではすまず、ゆくゆくは倒産の可能性もあるということです。

まとめ

レベルの低い会社では、人間関係の問題や仕事に対するやりがいを、
①これからも妥協し続けるのか
②もっと自分のレベルにあった会社で納得して仕事をするのか
道はどちらかしかありません。

よい会社であれば、仕事を通して成長し、確かなスキルとなっていくものです。やりがいにもつながります。それが得られないのであれば、そんな会社で仕事を続けるのは、時間の無駄なのではないでしょうか?